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爺の登山小史 No29
穂高から帰って、秋の天狗沢や、大屏風岩を登ったりしていたが、主目標は冬の大屏風、港ルートだった。ゲレンデで手袋、アイゼン装着で荷物を担いで、岩を登る訓練を繰り返した。そして1972年2月、1回目のアタックは吹雪の中、チリ雪崩で目も開けられない状態。3ピッチ目で退却。降り続いた吹雪の止んだ3月11日午後、元谷小屋へ向かった。当時の大山の積雪は今とは比較にならないほど多く、小屋に行くだけでも大変だった。当時の山日記を写して見る。(その頃の防寒ウエアや装備は実に貧弱なものだった。)
3/11 汽車で米子へ。元谷小屋には午後9時着。明日の登攀に備え、早速寝袋に入る。
3/12 4時起き。余り眠れなかった。雑煮のモチを5個喰って6時小屋を後にする。膝上のラッセルで港ルートの取り付きへ。パートナーはSZ君。9:20 TOPでスタート。大雪のおかげで1ピッチ目の半分は埋まっていて助かった。2ピッチ目、トラバース部分で両足が滑って手だけでぶら下るがなんとか立ち直る。3ピッチ目。「猿の腰掛」と呼ばれる垂直部分を越えたら、非常に不安定な雪壁となる。無雪期なら易しい所が極端に悪くなる。両手のピッケルとアイスハンマーを使って雪の塹壕を掘りながら、40mのランナウトでジワリジワリと登っていく。
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4ピッチ目も不安定な雪壁を慎重に登る。5ピッチ目、第2ハングトラバースはSZ君がトップ。途中の残置ハーケンがスポッと抜けて、確保してる方も、冷や汗をかく。6ピッチ目で又トップになる。大まかな岩をグイグイ、フリーで進むが、テラス下が悪く、体が上がらない。腕が痺れるのを耐えてハーケン1本打つ。半分しか打ち込めないが、それにアブミを掛けて、そーっとテラスに上がる。
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7ピッチ目、最後の難所、第3ハング越えもトップで行く。1箇所ハーケンの位置がひどく遠い。幾ら頑張っても届かない。足はミシンを踏み出す。泥状のリスにV型ハーケンを打ち込む。これも半分しか打ち込めない。アブミを掛けて乗ったらグニャリと曲がるが何とか効いてる。素早く上のハーケンにロープを通す。ハング出口も微妙だった。その上はもっと悪くなる。肩まで10m程の泥壁は氷に覆われ最悪の状態。追い詰められ動けない。絶望的な状況で焼糞にアイスハンマーを振ってたら、残置ハーケンが見つかりホッとすっる。そしてアイゼンの前爪に全神経を集中させてのフリークライミングで肩のテラスに着く。助かったという思いで空を見上げると、雪が激しく降りだしていた。
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by kikunobu111 | 2008-06-30 20:02 | ・爺の登山小史
単独魚突き
6/27(金)早朝魚突きです。大物Get!41cmのヒラメです。海中はホンダワラが、さながら森林の中みたいに生い茂っている。その間にホバリングしているでかいスズキ発見。そっと近づき、ロックオン。ヤスはスパッと刺さったが、キルショットし損なったので、身を捩ったスズキはいともアッサリと逃げ去った。(うーん。ヤスの改良が必要だ。やはりチョッキ銛かー?
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)★ヒラメは、半身をムニエルにしてワインで頂き、残りは刺身(縁側も)にして日本酒で頂きました。うめー!
by kikunobu111 | 2008-06-27 09:52 | 店主のプライベート
早朝ハイキング『玉峰山」 参加6名
6/26(木) 6:30出発。7:30雄滝コース。しとしと降る雨の中。
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超スローペース。それでも1時間弱で視界ゼロの山頂。ここかしこに笹百合がきれいでした。暖かい味噌汁で昼食。
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もと来た道を下る。ついでに雄滝見物。
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11:30には帰宅。
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by kikunobu111 | 2008-06-26 12:52 | イベントレポート
夜の松江
6/24(火)山の仲間とほろ酔いで。「山は良いにゃー!」とか言いながら。
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by kikunobu111 | 2008-06-26 12:44 | 店主のプライベート
爺の登山小史 No28
そして1971年夏、穂高岳に出発。35kgのリュックを肩に、意気揚々と涸沢を目指してスタートしたが、登山靴が擦れて痛みに耐えられず草履で歩く。涸沢ベースキャンプからまずは、北穂、滝谷1尾根にアタック。登攀自体より、取り付きまでのB沢の下降の方が悪く感じた。翌日は今回のメインターゲット屏風岩、東壁に午後遅く出発。横尾から川を渡って、壁は近づくほどに圧倒的にそそり立ち、闘争本能を刺激する。T4までのルートを間違え、新しく出来た「東壁ダイレクト下部」を登ってしまう。夕暮れの近いT4でビバーク。壁は夏の日差しで釜の中みたいに暑い。かなり持参した筈の水はドンドン減って行く。翌日も快晴。雲稜ルートは岩が焼けて余りの暑さにクラクラする。確保する時は、ジャケットを頭から被らないと、気が遠くなりそうだ。500mの空間の下にキラキラ光る横尾谷をアリンコみたいな登山者の列が見える。最後のハング下で水は無くなった。東壁ルンゼを登りながらも、頭の中は、水、水ばかり。やっと終了して、屏風の頭で渇きに耐えられず、残っていたウイスキーをコンロで沸かし、アルコールを飛ばした?つもりで、3人で分ける。これが最悪で、渇きは倍増!皆岩の上でのた打ち回った。涸沢へのトレールを半死人みたいに辿る。もうあかん!と言うところで道の横に残雪発見。雪をかじるが渇きは増すばかり。コンロを出して、鍋で解かして、底無しに飲んだ。一気に元気回復。
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翌日はケロリとして、前穂高東壁Dフエースを目指して、前穂北尾根に向かった。(若かったんだなー!)5~6のコルから尾根を伝い3~4のコルから急峻な谷を取り付きに向かう。所がDフエースは4パーテイも登っていて順番待ちが長そうなので、北壁~A,B.Cフエースに変更。さすがに途中から昨日の疲れが出てきてヨレヨレで前穂山頂へ。吊り尾根最低鞍部から頼りない踏み跡伝いに涸沢に戻った。そして運命の大山、大屏風岩、港ルート冬季登攀に向けてのトレーニングが開始された。
by kikunobu111 | 2008-06-25 14:58 | ・爺の登山小史
爺の登山小史 No27
永らくのお待たせで、爺の登山小史再開です。冬の屏風岩を登った1月後には、左隣の天狗沢を登る事が出来た。早速手に入れたタニ(国産)の12本爪アイゼンは素晴らしい使い心地でこれがあれば何処でも登れる気がした。
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次にヨーロッパの登山家が使っていた「アイスメス」を松江市内の鍛冶屋に作って貰った。今で言えば、秋葉原で凶器になったダガーナイフと似てたかな?片手にピッケル、片手にアイスメスを握り、凍りついた天狗沢の氷壁を駆け登った。現在では氷の初級コースだが、上部のF2という数mほどの氷瀑がポイントで、トップは落ちれない。
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冬の天狗沢はヨーロッパアルプス的で(行った事は無いけど)、お気に入りのルートだった。計15回以上は登ってる。一度等、アイゼンを使った事が無いという新人に取り付きでアイゼンを付けてやって、登らせたり、今考えれば無茶苦茶をやってた。ロープを使ってたのも最初のうちだけで、皆フリーソロで登ってた。落ちたら自己責任と言うやつだ。このルートは確保支点が無いので、ロープを使わない方が理にかなっている。 暫く前には、広島の有名登山家がパートナーとロープで繋がったままこのコースで転落死した。俺達は丁度現場に居合わせていて、悲惨な状態の遺体収容をした。    冬が終わり、その年(1971年)の夏山は穂高に決めて、屏風岩も目標の一つになり、その訓練ルートを島根半島、北浦に作った。巨大な3段ハングを超えて行くルートで、鉄の様に固い岩に手打ちでボルトを埋めるのは、難行苦行だった。実際の穂高、屏風岩は、暑さにはバテたが、技術的には北浦海岸の方が遥かに難しかった。
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最近、何十年ぶりに行って見たら、ボルトは全て腐って、岩は蔦かずらに覆われてみる影も無かった。(若者達の夢の跡?)
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天狗沢ルート。F1右は雪壁(容易)。左は50~60度の氷壁(段状で氷は軟らかい。)F2は左岸寄りを直登。上部で左の雪尾根に出る。(雪崩の危険は大屏風下から取り付きまでの間)
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★ついでに当時(40年前)のゲレンデ(出雲、知谷の岩場)の練習風景。
by kikunobu111 | 2008-06-22 19:24 | ・爺の登山小史
Mウオール 参加9名
6/21(土)雨の週末は、屋内ジムです。しかしホールドがぬめって、保持し難い。
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by kikunobu111 | 2008-06-21 10:16 | 店主のプライベート
唐甕神社
6/15(日)午後から鰐淵寺近くの唐甕神社を訪問。渓谷沿いの林道を暫くで、鳥居と急な石段を発見。
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転げ落ちそうな石段を登り、岩の裂け目を通過。太った人は苦労するだろうなー?
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その先に祠があった。オーバーハングした岩場に嵌め込むように建っていた。下から地元の人がお参りにやって来た。風土記にも載ってる古い社で、スサノオの命を祭ってるそうな。帰りに唐川に寄りお茶を買う。
by kikunobu111 | 2008-06-15 15:30 | 店主のプライベート
水彩 片句
6/15(日)
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by kikunobu111 | 2008-06-15 10:00 | ・菊信ギャラリー
倉内湾Ⅰ 参加5名
6/14(土)空梅雨、盛夏という感じです。この岩場は崩壊が進んでてちょっと危ないかな?
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この季節、海岸は花が沢山咲いてて綺麗です。
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by kikunobu111 | 2008-06-14 10:12 | 島根半島の岩場