扇の山(1.309m)スキー登山 参加4名
3/26(土)午後7時出発。安来でI君を拾い、一路、9号線を東へ、午後10:30頃蒲生トンネル手前から山に入り、鳥越部落外れの空き地にテントを張る。満月で明るい。
3/27(日)姫路からT氏がくるのを待って、菅原部落まで行くと、F氏、先着してた。登山口でコース取りに悩むが、急斜面の直登を選ぶ。杉の植林された中を時々腰までもぐりながらの登行が延々と続く。雪崩跡もあり、登り難い。やっと緩斜面に出て、シールを付ける。遠くに霞んでいる山頂目指して、黙々と登る。4時間余りのアルバイトの末、、薄雲の掛かり出した扇の山登頂。立派な小屋に入り、昼食。南に氷ノ山が望め、この一帯は、加藤文太郎の愛した山々だ。雪の扇の山には、3回目だが、いつもきつい登りだ。(大山を2回登る位)時間も遅いので、往路を下る。スキーを付け、山頂から、東斜面に滑り込む。雪は重い。楽しい滑降も終わり、安全を期して、下部は林道経由とする。これが大変な奮闘になろうとは。(しかし菅原に下るには、これしかないのだ。)林道は山襞に沿って、うねうねと曲がり、気が遠くなるほど長い。その上、積雪と雪崩のせいで、雪の急斜面となり、おっかなびっくりの斜滑降が続く。滑るすぐ下は、断崖となって、谷底まで切れ落ちている。一度など、I君転びかけ、見ていた我々は凍り付いてしまった。登りよりも長い時間かけて、フラフラで登山口に帰った。(苦しい登山だったが、別の見方をすれば、これこそ、テレマークスキーの本来の姿では無かろうか?スキーを使わなければ、こう短時間で積雪期に上れる山ではないだろう。加藤文太郎に乾杯!)
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by kikunobu111 | 2005-03-28 17:04 | イベントレポート
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