槍ヶ岳登山ツアー 参加16名。
8/29(水)午後9時、松江を発つ。
8/30(木)朝の新穂高温泉〔岐阜)は土砂降り。リーダーとしては、悩むところだ。過去のコース状況を思い出すと、荒れ沢が多いので、多分増水で危険であろうと判断し、上高地からの入山に決定。(これが正解だった。後からこのコースを辿ったパーテイは増水で途中から追い返されていた。)梓川沿いの道は危険は無いが、ザーザー降りの中、皆の口数も少なく、黙々と槍沢ロッジを目指す。
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8/31(金)朝の出発時は、小康状態だった雨が、ババ平を過ぎる頃から本降りとなり、天狗平分岐辺りからは暴風雨状態に。服も靴もグチョグチョ。こうなったら、ちょっと古い装備はてんで役に立たない。(ウールの肌着がベストみたい。)寒いので休息は3回のみ。ゆっくり登ったつもりだったが、槍ヶ岳山荘まで3.5時間。コースタイムの2/3だ。
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9:30に肩に到着し、衣類を乾燥室に持ち込んだら、後は雨音を肴に酒を飲むしか無い。ビール、ワイン、焼酎と、頭痛の原因は高山病なのか、酒のせいなのか?
9/1(土)天気回復。待ちに待った朝がやっと来た。他のグループが朝食を食べ始めた午前5時、全員食事抜き、空身で山頂を目指す。心配したことも無く皆スイスイ鎖場、ハシゴを突破。20分で頂上。
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二日間の苦労は報われた。360度の大パノラマ。剣、白馬、白山、南ア、富士山と全て見渡せる。
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午前7時、小屋を後に南岳への縦走コースに向かう。飛騨乗越付近では、数年前の厳冬期登山の思い出が蘇える。穏やかな天候の下、天狗池への下りにかかる。
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この下降は槍の鎖場より悪いという意見もあり。長い下りを終え、槍沢ロッジで昼食。
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今日の泊りは、横尾山荘。横尾のつり橋の石段で澄んだ空気を肴に皆でビールを飲み、談笑。実にホッとした気分だ。
9/2曇り空の下、上高地に向かう。この辺から、私の脳の働きがおかしくなり始め、とんでもない方角に向かうバスに乗ってしまったりして皆に迷惑を掛けた。平湯で温泉に浸かり一路松江へ。午後8時頃帰宅。
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by kikunobu111 | 2007-09-03 13:04 | ・日本国内
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