4/8(日)こんな晴天、逃しちゃならぬと、3週連続の奥大山、木谷登山口へ。バックカントリー好きの車が並んでる。安来のI君夫妻もいた。彼らは振子沢とか。俺は烏だ!
鳥越峠へ向かうトレースから外れる。(俺の人生も少しだけトレースを外れてる?)。
木谷を詰める。次第に斜度が増して行き、1.200m付近でスキーをデポ。アイゼンを装着。
本流で雪崩発生。ちとヤバイので左岸ギリギリのコースを辿る。右手氷壁用アックス、左手アイスハンマーをダガー持ちで登る。
気温が高いので、雪もグサグサ。単調な四つん這い登山が続く。
やっと稜線に出る。踏み跡無し。烏谷側に雪庇が出てる。この辺りが一番緊張した。
登頂!2時間余り掛った。下りの事を考えると、余り落ち着いてられない。
烏ガ山南峰。
山頂の標識がこんな所に。
甲ガ山方面。下山は慎重さが求められる。木の枝を掘り出し、岩をアイゼンでガリガリ言わせながら一歩一歩高度を下げる。アイゼンの爪に付いた雪が高下駄みたいになりイライラする。途中でアイゼンを外し、キックステップにしたら快調に下れる。デポ地からスキーを付ける。雪質は良くないが、快適な滑降が楽しめた。
木谷右端の雪壁が登攀ルート。(雪質さえ良ければ問題無し。上級者なら稜線から滑れそう)。