大山北壁、早朝クライミング(単独)
3/8(水) a.m.3:30起床。愛車を飛ばして大山へ。国道の温度計は10℃を指している。もっと冷えて来れー!と思っている間に大山寺着。真っ暗な駐車場で着替えを済ませ、5:30出発。神社を過ぎた頃から薄明るくなってきた。マイペースで登る。小屋付近まで40分。気温が高い割りに、雪は結構締まっているので、スキーは担いだままでOK。屏風大ガレ下にスキーをデポする。周囲の沢は至る所、昨日あたり出たと思われる雪崩のデブリに覆われている。もう春だな。昔、夏冬登った大屏風岩、港ルートが頭上にそびえる。この辺りで以前、広島の高見和成氏とパートナーが、天狗沢上部から、我々の上に落ちてきて、無残な遺体を収容した事があった。雪が血で真っ赤に染まっていた。あれ以後、良く攀っていた天狗沢に行く気がしなくなった。今日は左の元谷沢を登るつもり。天狗沢の影に隠れて、地味なせいか一度も登った事がないルートだ。急斜面を取り付きに近づくと落石が落ちて来だした。早朝なので、大きい落石や雪崩は大丈夫だと思うが、気持ちは良くない。ここまで大山寺から1.5h。
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(写真はf1上部、後ろ左の壁は屏風岩)ダブルアックスで雪壁を登る。小石がビュンビュン落ちてくる。時々ヘルメットに当たって跳ね返る。気持ちが悪いので、必死で登る。心臓は破裂しそうだが、休憩してる余裕は無い。ルート自体は易しいので、両手のバイルはダガースタイルで十分だ。一箇所ピオレトラクション気味で行く急斜面があったが。
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上部になるにつれ落石はおさまったが、ルンゼは、あみだくじ状態に枝分かれしてくる。霧で視界が利かないので、どっちに行こうか迷う。勘を頼りに高度を稼ぐ。突然霧が晴れて、縦走路が目の前に見えてホッとする。登攀自体は45分で終わった。稜線からは、夏の砂すべりを一直線に下る。すぐ宝珠尾根に出て、中宝珠手前から元谷に下降。稜線からスキーデポまで、20分。
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(上宝珠沢のデブリ)
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大屏風を仰ぎながら始めての大休憩。ここからは快適なテレマークスキーの筈だったのだが、久しぶりに引っ張り出した細板と革靴では難行苦行のスキーとなる。それでも大山寺下の石畳まで滑り降りた。9:20帰路につく。
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by kikunobu111 | 2006-03-08 15:00 | 店主のプライベート
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