3/10(土)松江から鳥取経由、若桜の町を過ぎて右に入り、糸白見集落まで3時間程のドライブ。林道は閉鎖されていて、集落の外れでキャンプする。夜は9人が鍋を囲んで、恒例の山の歌メドレー合唱馬鹿騒ぎが深夜まで続いた。
3/11(日)
少々宿酔気味の朝、空は快晴。天気予報の暴風雪は何処に消えたのか?
8時、スキーとスノーシュー等でズシリと重いリュックを背に出発。林道の雪はガリガリに凍っている。
途中、鳥大WVの小屋を過ぎる。良い雰囲気が感じられる。
45分程で登山口の橋。渡渉。取り付く尾根を一つ間違え北北東稜に入る、が問題なさそうなのでそのまま登る。
杉の植林された急な尾根をスノーシューで直登。
東山中腹を横切っている林道まで標高差500m。ここから山頂まで残り400m位。
東方を眺める。でかい山だ。デブリのある林道を東に向かい、隣の尾根をひたすら直登。
主稜線が近づくにつれ、風雪気味になってくる。
峠で休憩。山頂まで後100m位の高度差。
イツノ谷側には巨大な雪庇がせり出している。予定の滑降コースだが、谷には亀裂もここかしこに。新雪表層雪崩の可能性も?
5時間弱かかって遂に登頂。吹き荒れる風の中で嬉しさがこみあげてくる。鳥取きっての難峰にやっと登れた。誰かが「冬の大山に2回登る位のキツさだった、」と言ったのが印象的。下山は往路を忠実に辿る。Sさんはスキーで華麗に雪庇すれすれに雪稜をすっ飛んで行くが、我々テレマーク派は命が惜しいので(下手糞なので)スキーを担いだまま下山。
半分程下った辺りから本当の暴風雪になってきた。下山は2時間余り。